古環境変遷解析は最近、地球温暖化が叫ばれる中、再び脚光を浴びてきているツールの一つです。気候変遷を知る方法として花粉分析があります。花粉分析では過去から現在にかけての植生のようすを示す材料を提供できます。この分析方法について実際に処理の工程を示しながら幾度かに分けて解説します。今回は土壌中に含まれている(残されている)多くのものから、花粉を取り出す工程を説明します。

調査地から採取した土壌(以下、試料とする)などに所属を与え(標高や深度、土壌の特徴など)、決められた分量の試料を遠心管に入れ10%KOH水溶液を注ぎ、湯煎中で溶かします。試料が泥化したら水を加え、遠心分離器で分離した後、上水液を捨てる工程を上水液が綺麗になるまで行います。この工程で試料中の花粉を分離し易くします。

試料を遠心管に入れる
10%KOH溶液を湯煎し泥化する
遠心分離器で試料と上水液を分離し、上水液を捨てる

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