北海道内でのオホーツク地域は、宗谷地方から根室地方までと南北に長い範囲を示しています。このため、多様な地質・地形環境が存在することで、多種の生物が生息しています。今回は2種類の希少な植物を紹介します。一つ目は北海道では現在、更別村と別海町とでしか確認されていないヤチカンバです。氷河期の生き残りと考えられていて、樹高はせいぜい2mほどの低木です。もう一つはヤチヤナギで樹高は50㎝ほど。こちらは道内あちこちの湿原に見られるものですが、土地改良などにより数が減ってきているものの一つです。いかに周りの環境を残す・維持していくかは我々の課題であり、皆の協力や意識改革が必要となります。そのためにも多くの人に多くの失われてしまうかもしれない生物を知ってもらうことが、当会の目指す活動の一つでもあります。

ヤチカンバ群落(西別湿原)
ヤチカンバ雄花(西別湿原)
ヤチカンバ雄花(西別湿原)
ヤチハンノキ(西別湿原・別海町)
ヤチヤナギ群落(標津湿原)
ヤチヤナギ雄花(標津湿原)
ヤチボウズ(標津湿原・標津町)

当会では今年度は湧別町と紋別市に跨るシブノツナイ湖周辺、特に湿地や水辺で生物調査(希少種も含む)を実施します。また、この調査は、「北海道e-水プロジェクト」の支援を受けて実施するものです。

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